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エチオピアの現状

エチオピアは、紛争、国内避難、異常気象、経済的ショックの影響により、飢餓ホットスポットとなっています。

1,020万人が深刻な食料不安に直面しており、そのうち300万人は国内避難民です。

エチオピアには100万人以上の難民が暮らしており、主に南スーダン、ソマリア、エリトリア、スーダンから避難してきた人々で、食料支援に依存しています。

収穫の改善により一部の地域では急性食料不安が軽減されたものの、一部地域での紛争の継続や、干ばつ・洪水・地滑りなど気候ショックが相次いで発生しており、多くの地域で飢餓レベルは依然として高いままです。

WFPは、2025年の初めからこれまでに、350万人に対して食料および栄養支援を届けてきました。今年中に720万人への支援を計画しています。

アムハラ地域では治安悪化により人道支援活動が妨げられており、WFPが最も深刻な食料不安にある家族に支援を届け続けるには、安全な通行が必要です。

WFPは大規模支援を実施するための能力と体制を備えていますが、今年の資金は昨年のわずか半分余しか見込まれていません。新たな緊急資金が確保できなければ、エチオピアで最も脆弱な360万人がWFPの支援から外れてしまうおそれがあります。

WFPは、2025年12月までにエチオピアで最も脆弱な人々に命を守る支援を届け、レジリエンス(回復力)を強化するために、1億5,000万米ドルの緊急資金を必要としています。

国連WFPのエチオピア緊急支援

紛争
国連WFPは、3つの州全体で330万人以上を対象に、無条件の緊急食料・栄養支援を実施しています。これにはティグライ州の213万人、アムハラ州の65万人、アファール州の最大62万6000人が含まれます。政府とパートナーは、その他の人びとに支援を提供しています。
干ばつ
国連WFPは、小規模保険制度や、井戸水のソーラーポンプなどのインフラ、早期の資金的支援につながる早期警告システムの強化を通じて、干ばつからのコミュニティの早期回復と改善を支援しています。国連WFPは、ソマリ州の干ばつで困窮している350万人に食料支援を行うことを目指しています。

緊急支援にあなたの力が必要です

エチオピア北部における国連WFPの活動を迅速に拡大するために、1億5900万米ドルが緊急に必要です。また、完全な干ばつ対策支援を提供するためには、1億5600万米ドルを必要としています。
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